顔出し、名前出しの重要性。




「ブログには、写真を出したり、名前も出したほうがいいですか?」

最近、この質問をよく受けますので(定期的に聞かれます)、

以前メルマガに書いた私の考えを、改めて記事にしますね。

 

私のブログ生活も、今年で10年を迎えました。
10年前は、

 

「顔出しなんてとんでもない!ブログもニックネームで十分」

 

それが普通だったと思います。
不特定多数の人が見るネットで、顔や名前を出すなんて怖い!

そう思ってましたね。

以前の会社から独立して、ホームページを作ったときも、ずっと

顔写真を出すことを渋っていました。

 

2009年にアメーバブログを始めてから、「名前を出した方がいいよ」

「顔出ししないとダメだよ」と言われても、「無理です」と断って

いました。

ですが、ついに決断するときが来ます。
きっかけはベストセラー作家の藤沢あゆみさんさんの新刊の応援

だったんですが、私自身、きっと背中を押してもらうときを待って

いたんだと思います。
(過去記事を探してもらうと、その経緯が載っています)

 

アメーバブログを始めて約1年が過ぎたとき、名前と顔写真を一緒に

オープンにしました。
その結果、どうなったか。

 

一気に仕事が増えました。
オフ会などで、声をかけられるようになりました。
ブログのアクセスも増えました。
セミナー講師のオファーが来ました。
取材の依頼が来ました。
自分自身の出版につながりました。

 

きっと、これだけじゃありません。
なぜこんなことが起こったか。

一言でいえば、「信頼感」です。

例えば、あなたがネイルサロンを探しているとします。
できれば家の近くか、駅の近くがいいと思って探しています。

偶然、近くにある2ヶ所のネイルサロンのホームページとブログを

見つけました。
読んでみると、料金もメニューも、さほど違いはありません。

1つのブログは、施術してくれる人の名前と顔写真が出ていました。
もう1つのブログは、サロンの名前しかわかりません。
あなたは、どちらのネイルサロンを選びますか?

 

私はライターです。
「ライター」と名乗っている人は、世の中に大勢います。
でも、どうして私が選んでもらえて、リピートしてもらえるのか。

私のブログに訪れた人は、私がある程度どんな人間かがわかるからです。
そして、どんな仕事をしているかも。

ブログは継続することで「信頼度」が増します。
それでも、「誰が書いているか」がわかることにはかないません。

顔出ししないことに事情がある人もいます。
顔出ししなくても、信頼感を得ている人もたくさんいます。
 
あなたがそうなれれば、問題ありません。
でもやるべきことをやって、「結果が出ない」と嘆いているなら、

それはあなたに対する信頼感が、まだ十分でないのかもしれません。

 

これが、私の考え方です。
名前も顔もわからない人のファンには、なかなかなれないし、

その人に何かを頼んだり、商品を注文したり、お金を払う気持ちには

ならないんじゃないでしょうか。

逆の立場で考えれば、自ずと理解できると思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。