誰に向けて書いていますか?




ブログセミナーやコンサルティングのときなど、参加者のかたに、「誰に向けて書いていますか?」と聞くと、「え?」となるかたと、「お客様に向けて……」とぼんやり考えている対象を言うかたと分かれます。
具体的な対象が返ってくることは、ほとんどありません。

文書の型で言うと、報告書、日報、企画書などは、上司やクライアントなど、仕事の相手ですね。

メルマガ、ビジネス(セールス)レターだったら、見込み客や既存客。
Facebook、Twitterなどは、フォロワーでしょうか。

では、ブログは?
ただ書けばいい、毎日更新するのが目標、なんてことになっている人は要注意です。

ブログのような不特定多数の人が見る(読む)ものは、「読んでほしい人」をしっかり決めておかないと、焦点の定まらないぼんやりブログになってしまいます。

ただの備忘録(日記)なのか
お客様に来てほしいのか
自分の知識(ノウハウ)を広めたいのか
自分の知っていることを教えてあげたいのか
誰かとコミュニケーションをとりたいのか

目的を決め、読んでほしい人を定め、そこに向かって文章の書き方を変えるのです。

あなたは誰のために、誰に向けて書いていますか?


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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。