どうしたら文章ってうまくなる?その921




おはようございます!

先日の記事で、漢字の変換をパソコンにまかさてしまわないことについて書きました。
それとよく似ているんですが、漢語調といって、漢字熟語を音読みで使う文章があります。これもとてもわかりにくい文章になってしまうので、避けたほうが良いです。

<例文>
・逐次、作品を発表していく
・漸次、太陽が沈んでいく

これらは似たような言葉ですが、パッと見ただけではわかりませんね。
書くとするなら、

・順番に、作品を発表していく
・だんだん、太陽が沈んでいく

こう表現した方が伝わりやすいです。
漢語調はビジネス文書、硬い手紙などの文章で使われることがありますが、普通の文章ではできるだけ使わないようにしましょう。

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。