どうしたら文章ってうまくなる?その898




おはようございます!

昨日お会いした方に、「どうもうまく説明文が書けないんです」と相談されました。

飲み(懇親会)の席だったんですが、私が「ジャンケンのチョキの指使いを文字で説明するなら、何と書きますか?」とお聞きしたら……。
少し考えて、

「『人差し指と中指を立てて、残りの3本の指は曲げてまとめます』と書きます」

と、言われました。
どうですか?説明としては、間違ってはいないですよね。
でも、より伝わりやすくするなら、

「チョキははさみを表しています」と書いてから、「人差し指と……」と続けると、イメージがつかめますよね。

何が言いたいかわかりますか?
「説明が苦手」という人は、説明したいものをそのまま(見たまま、聞いたまま)伝えようとします。

別の伝わりやすいものに置き換える
比喩表現を使う

これらのことを忘れているんですね。
ものによっては置き換える対象に悩むことがあるかもしれませんが、ふだんから「どうすれば伝わるか」と考えるアンテナを張っておくと、自分のボキャブラリーを増やす練習にもなりますよ。

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。