どうしたら文章ってうまくなる?その662




おはようございます!

今日は二重否定について書きますね。
二重否定とは、否定の言葉を二度重ねて肯定の意味を強めたり、その肯定を穏やかに伝えたいときに使ったりする語法です。

よくあるのは、

「行かないわけではない」
「思わないわけではない」
「できないこともない」

などですね。
文章に用いるのは絶対にダメだということではないですが、ややこしくさせるのは確実ですし、とくに仕事上では使わない方が良いです。
(以前、こんなこともありました)

二重否定のことを思い出したのは、印刷会社と電話で話をしていたときに、
「今だったら印刷できないこともないし、間に合わないこともないと思いますよ~」
と言われたから。

「普通に『できます』って言ってくれ~!」と、心の中で突っ込んだからです(笑)

話し言葉でも文章でも、二重否定はややこしくなります。
できるだけ肯定表現に変えるようにしましょう。
肯定表現の書き方は明日紹介しますね。


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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。