どうしたら文章ってうまくなる?? その285




今日は接続詞、「が」の誘惑について。
接続詞についてはいろいろな角度で書いてきましたが、「が」「も」には様々な誘惑があるんです(笑)

接続詞「が」の役割には2つあります。

・内容が逆である文を接続する・・・逆接
・似ている内容の文をつなぐ・・・順接

文章の中で「~です」と使われるパターンが多いので、逆接で使う方がしっくり来ます。
簡単な例文を書きますね。

●今日は雨でした、明日は晴れるでしょう

これだと頭にすんなり入ってきますよね。
ではこちらはどうでしょう?

●今日は雨でした、明日も雨でしょう

「あれ?」となりませんか?
こちらは順接の「が」です。順接の「が」は文章の流れをおかしくしてしまうので、できるだけ使わないようにした方が良いです。
上の文章を書くとしたら、

●今日は雨でした。明日も雨でしょう。

となります。順接の「が」を使った文章は、ほとんどはそこで切っても問題ありません。

使ってしまいがちな順接の「が」には気をつけてくださいね。
明日は「も」の誘惑について書きますね。

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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。