どうしたら文章ってうまくなる?? その79




今回は体言止めのお話を。

体言止めとは、文末を名詞や代名詞で止めること。
その文章を印象付けたい時などに、よく使われる手法です。
私もブログの記事内で結構使っていますし、書いているビジネス書の原稿でも使っています。

例えば、

・プレゼントにもらった、綺麗なバラの花束。
・海に沈む、美しい夕日。
・歌声の美しい、凛とした声を響かせる少女。

など、ちなみにこの記事でも使っています。

でもこれには落とし穴があって、使い方を間違えると読み手に嫌われる文章になってしまいます。
まず、この体言止めを使いすぎると、文章がブツブツ切れるので読み手に読みにくい印象を与えます。

あと会話文でたくさん使ってしまうと、ぶっきらぼうな印象になってしまうんですね。
例えば、

「あなたの趣味は何ですか?」
「読書。」

これって印象悪いですよね(笑)
小説などで、わざとそういう印象を与える会話なら別ですが、わざわざ普通の会話で体言止めを使う必要はありません。

その文章を印象付けたい時やその情景を強く思い浮かべてほしい時など、うまく使うようにしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。