どうしたら文章ってうまくなる?その70『修飾語の位置が文章のわかりやすさを決める』




 

修飾語は被修飾語の近くに置く方が良いと書きました。

今回はもう少し修飾語に突っ込んでみます。

修飾語には長いものと短いものがあります。
文章の中にいくつかの修飾語が入る場合、

 

長い修飾語を前に入れた方が、文章は分かりやすくなります。

 

例文です。

『真紅の、まさに花の女王と呼ぶにふさわしいバラの花』
    
「真紅の」が短い修飾語で、「まさに花の女王と呼ぶにふさわしい」

長い修飾語になります。
この場合は、

『まさに花の女王と呼ぶにふさわしい、真紅のバラの花』

とした方が分かりやすいです。

 

 

修飾語の位置を考える意味

 

短い修飾語を前に持ってきて、間に長い修飾語が入ると、

読み手は読でいくうちに最初の短い修飾語のことを忘れてしまいます。

短い修飾語は印象が薄くなりがちなので、なるべく被修飾語の近くに

置く必要があるんですね。
また、そうすることで文章のリズムも良くなります。

少しややこしかったでしょうか?
修飾語は文章の中にたくさん出てくるものなので、こういうテクニックを

覚えておくことで、読み手に印象付けられる文章を書くことができますよ。

 

 

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。