どうしたら文章ってうまくなる?その27「長い文章で読み手を疲れさせない」




 

長い文章は疲れる

 

どうして長い文章って、頭が疲れるんでしょうか。
 

『どうしたら文章ってうまくなる?その17』にも書きましたが、

一文の基本は60文字前後が妥当だと言われています。
それより長いと、読み手が疲れてしまうんですね。

疲れる理由は、きちんとあります。

例文を出しますね。

 

私は昨日、仕事帰りに駅前のデパートの中にある本屋に寄って、楽しみにしていた

新刊の『○○』という本を購入しました。

という文章があります。

 

日本語は、文法的に結論(述語)が最後です。

この文章だと、「購入した」ことを伝えたいわけですが、その前が長すぎると、

どこが大切なのかがわからなくなります。

 

人はそれだけ覚えられないんですね。

だから一文は短くないと、読むのに疲れてしまいます。

 

 

疲れさせないために

 

その点、英語は日本語と違って結論(述語)が先なので、読んでも疲れません。
面白いですよね。

 

一文は60文字という基本はもちろんですが、句点(。)を打って短く言い切る

クセをつけたり、長くなりそうな文章はいくつかに分ける練習をするなどして、

読み手を疲れさせない文章の書き方が出来ればいいですね。

 

 

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。