どうしたら文章ってうまくなる?その599




おはようございます!

今日は「ややこしい文章」について、少し深く掘り下げてみます。
ややこしくなる原因はたくさんあります。過去記事も参考にしてください。

どうしたら文章ってうまくなる?その155
どうしたら文章ってうまくなる?その169

これら以外にも、三段論法の使い方を間違えている人が結構います。
三段論法は中学生で習うんですが、覚えてますか?
有名な例は、

A.大前提 人間は誰でもいつか死にます
B.小前提 私は人間です
C.結論 だから私もいつか死にます

というものですね。
これを日頃書いている文章で使っていることがよくあるんですが、大前提に頼りすぎて結論を間違えるパターンがあります。
わかりやすい例だと、

A.大前提 鳥は空を飛びます
B.小前提 ニワトリは鳥です
C.結論 だからニワトリは空を飛びます

これは明らかな間違いですが、日本人の文章ではよくありがちな例です。
こうならないためには、

・大前提に例外がないか、数字で検証できるものかどうかを見極める
・主語と述語をきちんと書く
・結論は一般的なものなのか、自分の考えなのかを明確にする

ことで、読み手に理解されやすくなります。
日頃書いている文章に当てはめてみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。