どうしたら文章ってうまくなる?その57「『より』と『から』の違い」




 

「『より』と『から』は、似て非なるもの

 

今回は、よく見かける間違いについて。
まず例文です。

 

『先ほど、A社より当社と取引するという電話がありました』
『先ほど、A社から当社と取引するという電話がありました』

 

どちらが正しくて、どちらが間違いか分かりますか?

 

「より」は、比較を表す文章に使います。
リンゴは、いちごより大きい。

 

「から」は、起点を表す場合に使います。
朝は、7時から7時半の間に起きます。

 

というワケで、

『先ほど、A社から当社と取引するという電話がありました

 

が正解です。

ブログでも結構間違えて使っている記事を見かけたので書いてみました。

見落としそうな間違いですが、気をつけてみてくださいね。

「より」も、古語、古文では「から」と同じく起点の意味で使われていたことも。

現代語ではあまり使われなくなってはきたものの、使っても絶対の間違いでは

ないと、この方が教えてくださいました!

先生、ありがとうございます♪

 

 

 

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。