以前、このような質問を受けたことがあります。
「ブログの文章で”~だと思います”って書いてはダメって、ある人に言われてから、どう書いていいのか分からなくなりました。
本当に”~だと思います”と書いてはいけないのですか?」
◆使い方によっては信用されなくなる危険性が…
『~だと思います』
という言葉は、書いてはいけない、というのではなく、どのようなときに使うのか?が問題なのですね。
例えば、ブログのコンサルタントをしている人が
「読者登録1000人すれば、アクセスアップすると思いますよ」
「こんなことはやらないほうがいいと思いますよ」
と書いていたら、あなたはどう思うでしょうか?
「えぇぇ、あなた専門じゃないの!?」と思いますよね?
このような、専門家として発信している人が、推量するように使う「思います」を使うのはNGだということです。
このときの「思います」は「~だろう」と同じ意味になっています。
「アクセスアップします」「やらないほうがいいです」と言い切らないと、「この人大丈夫なの?」という不安を与えてしまいますよね。
「思います」がNGなのは、書き手の立場と記事の内容にもよる、ということです。
◆「思います」にはたくさんの意味がある
ブログを書いているすべての人が「~と思います」を使ってはいけない!ということではなく、冒頭の質問にあった、「~と思います」と書いてはいけないと言っていた人は、ビジネスブログ運営者に向けて発信していたはずです。
ですから、先ほどお伝えしたように「専門家としてキチンと信頼されるように言い切れ」と言いたかったのでしょう。
ちなみに「思う」をネット辞書で調べたら、ものすごいたくさんの使い方の例文が上がっています。
それほど、「思う」(思います)にはたくさんの意味を持たせることができるのですね。
自分が感じて、本当に心に思うことなら「思います」を使わずして、なんの言葉を使うのでしょう?
そういうときは、迷わず「思います」と使ってください。
でも前述したような専門家の方は、使うケースによっては信用されないことになりますので、ご注意ください。