「コトバを扱うということは、ココロを扱う」ということ




ライターとして、日々文章を書くという仕事をしている中で、いつも思うことがあります。

それは、

『コトバを扱うということは、ココロを扱う』

ということです。

◆言葉が発達した理由

そもそも人間の言葉が発達したのは、自分以外の人間とコミュニケーションをとったり、危険を知らせたりという伝達を行なったりするために、「伝えたい」という想いがベースにあったからですよね。

世界に自分ひとりしかいなければ「伝える」相手がいないので、言葉なんて発達しなかったはずです。

文字は、それを形にして「残す」ために生まれたものです。

発する言葉、書く言葉。

どちらにも「伝えたい」という「人の想い」あってこそ。

ところが、そこに「想い」が込められておらず、その言葉を聞く、読む人のことを考えない

「コトバを扱えても、ココロが扱えない」

というケースも多くみられます。

書き方ひとつで読んだ人の感情をよくも悪くもできるコトバ。

「自分の伝えたいことは、この伝え方でいいのかな?」と、少し考えてみるだけでも全然違ってきます。

◆文章を読むのは人間

ブログだって、セールスレターだって、商品説明文だって、プロフィール文章だって、みんな「なにかを伝えたいから書く」んです。

小手先だけのテクニックでは本当には伝わらない。
特に商品やサービスを売るための文章では、ライティングのほかにマーケティングが必要になってきますが、マーケティングは心理学と言っても過言ではありません。

書き方だけじゃない、人のココロを文章でどう動かすのか?が大事だからです。

WEB上に溢れるたくさんの文章。それを読むのはココロを持った人間だということ、忘れずに発信していきたいですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

月野るな

月野るな

ライター歴12年、主にWEBコンテンツの企画・ライティングに関わり、その他にもセールスライティングやブックライター(ゴーストライター)もこなす。 自身も「人生とビジネスを変える自分メディアの育て方」・「はじめてのアメブロ入門(決定版)」といったソーシャルメディアに活用できるビジネス書をはじめ「ネットで儲ける!モバオク」・「スマホで稼ぐヤフオク」など、ネットオークションノウハウの本を出版、計7冊の著書を持っている。