どうしたら文章ってうまくなる?その944




おはようございます!

今日は「させていただきます」という言葉について。

この言葉はライターの中でも「使う・使わない」が分かれます。ちなみに私は使います。
使い方にはある程度ルールがあるようです。(でも結構、意見が分かれていたりします)

・「◯◯する」という動詞のみ使っても良い
・誰かの了解を得る場合
・誰かに代わって何かをする場合

時々見かける間違いは、

「やらさせていただきます」
「使わさせていただきます」
「買わさせていただきます」

などの、敬語のつもりで使っている「さ入れ表現」ですね。
何でも「させていただきます」を使えば丁寧というわけではなく、本来は「いたします」ときちんと使い分けるべきです。

・この案件につきましたは、次の会議で検討させていただきます
          ↓
・この案件につきましたは、次の会議で検討いたします

・またご連絡させていただきます
         ↓
・またご連絡いたします(差し上げます)

などですね。
一部では「させていただきます」症候群」なんて言葉も出ているそうですよ。スマートに使い分けられると良いですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。