文章上達のための練習に必ずある、書き写すこと
文章上達のためにやる練習法で、誰もが言う「書き写す」こと。
これはたぶん、基本中の基本なんでしょうね。
数学などは答えまでの過程がハッキリしていますが、文章の表現には
そういう根拠がありません。
頭の中で「分かる」のとはちょっと違うので、見よう見まねで良い文章の
コツをつかむしない部分もあります。
いろんな文章を読むことも大切ですが、読むだけでは頭に入らない、
身につかないことも多いです。
実際に自分の手で「書く」ことが、面倒だけれど一番自分の身につくんでしょう。
おすすめの書写本
私自身が書き写す練習に使ったのは、『夏目漱石』シリーズです。
三四郎 (新潮文庫)
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こころ (新潮文庫)
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この2冊は何度も書き写しました。
夏目漱石の作品は、文体の種類も豊富で文末も独特な表現が多いので、
かなり勉強になります。
物語の内容も難し過ぎないですし、頭にも入ってきやすいです。
もちろん世の中に本はたくさんありますから、あなたの好きな作家の作品でも
OKです。読んでいるだけではなくて、たまには書き写してみるのもいいですよ。
文章に対して、きっと何かのヒントをもらえるし、何かしら自分の役に立ちます。
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