どうしたら文章ってうまくなる?その61「私が書写した本たち」




 

文章上達のための練習に必ずある、書き写すこと

 

文章上達のためにやる練習法で、誰もが言う「書き写す」こと。
これはたぶん、基本中の基本なんでしょうね。

数学などは答えまでの過程がハッキリしていますが、文章の表現には

そういう根拠がありません。
頭の中で「分かる」のとはちょっと違うので、見よう見まねで良い文章の

コツをつかむしない部分もあります。

 

いろんな文章を読むことも大切ですが、読むだけでは頭に入らない、

身につかないことも多いです。
実際に自分の手で「書く」ことが、面倒だけれど一番自分の身につくんでしょう。

 

 

おすすめの書写本

 

私自身が書き写す練習に使ったのは、『夏目漱石』シリーズです。

 

 

 

 

 

 

この2冊は何度も書き写しました。

夏目漱石の作品は、文体の種類も豊富で文末も独特な表現が多いので、

かなり勉強になります。

物語の内容も難し過ぎないですし、頭にも入ってきやすいです。

 

もちろん世の中に本はたくさんありますから、あなたの好きな作家の作品でも

OKです。読んでいるだけではなくて、たまには書き写してみるのもいいですよ。
文章に対して、きっと何かのヒントをもらえるし、何かしら自分の役に立ちます。

 

 

 

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。