どうしたら文章ってうまくなる?? その276




いきなりですが。

「適当」

いろんな文章で見かけるこの単語、いい意味にとりますか?それともあまり良くない意味にとりますか?

答えはどちらも正解。
広辞苑で調べると、

・ある状態や目的などに、程よく当てはめること。
・要領良くやること。いい加減。

どちらの意味にも当てはまります。
この言葉は使う文章に対して的確に使わないと、読み手には伝わらない文章になってしまいます。
例えば、

「この資料の◯◯ページに、明日までに適当な写真を貼っておいて」

という指示の文章があったとします。
この文章だと、資料に対して適当な(目的に合った)写真が必要なのか、明日という期日の方が大事で適当な写真を(要領良く)貼っておけばいいのか、どちらかわかりません。

読み手の判断によって、まったく違う資料ができてしまいますよね。
こういう文章、結構あるのです。そういう曖昧な単語もたくさんあるんですが。

あなたは「曖昧な文章」を書いていないですか?
この単語に限らず、読み手が悩んでしまうような文章を書いていないか、要チェックです!

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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。