どうしたら文章ってうまくなる?? その222




今日は「否定の文章」について考えてみましょう。
文章の中で、意外に使っているのが否定文です。特に何かを説明する時には、「~ではない」と書いていることが多いです。

それは別に間違いではないのですが、否定形の文章を読むと人間の深層心理でその文章には親近感が湧かないんですね。
ではどうすればいいか。2つ方法があります。

・否定形の文章の前にワンクッション置く
・否定形の文章を書いた後、ポジティブな文章で締める。

小説などのストーリーを持つ文章は例外ですが、ブログの文章の場合はこの2つで読まれやすい文章になります。
例文です。

「桜の花は春に咲くもので、秋に咲いたら不自然です」

この文章にワンクッション置くとすると、

「桜は春に綺麗な花を見せてくれます。秋にも見たい気持ちはありますが、実際に秋に桜を見たら不自然に感じるかもしれません」

ポジティブに締めるとするなら、

「桜は毎年春しか見られませんが、それもまた春の楽しみでもあります。来年もまた綺麗な花を見せてくれるでしょう」

こういう感じでしょうか。
実際、文章は否定文より肯定文の方が難しいので、こういうのはいい練習になりますよ。あなたが書いている否定文を肯定文にしてみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。