どうしたら文章ってうまくなる?? その109




今日は3つ以上の語句を並べる場合の注意点について。

文章の中に3つ以上の語句を並べる場合、「と」「や」「および」などの接続詞(接続助詞)は、最後の語句の前に置きます。

例文です。

●来年の春に、九州の福岡と長崎、大分に旅行する予定です。
●昔の成績表は、甲および乙、丙でした。

書くとするなら、

●来年の春に、九州の福岡、長崎と大分に旅行する予定です。
●昔の成績表は、甲、乙、および丙でした。

となります。
間違えないでおこうと思えば、接続詞なしで書くのもアリですね。

●来年の春に、九州の福岡、長崎、大分に旅行する予定です。
●昔の成績表は、甲、乙、丙でした。

これは私が校正の勉強をしている時に習ったことですが、今では出版社もここまではチェックしないようです。
でも国語の教科書では今でも徹底されていますから、知識の一つとして頭の片隅に置いていただければと思います。

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。