どうしたら文章ってうまくなる?その65「一文に主語はいくつ?」




 

文章の主語を考えてみよう

 

日本語は英語と違って、主語を省いても意味が通じる文章がとても多いです。
でもそれが落とし穴で、よく意味が伝わらない文章になってしまうことも。

 

 

考えてみてください。
次の文章の主語は何でしょうか?

○映画を観ることで時には考えさせられ、時には新しいことを教えてくれた。

前半の『映画を観ることで時には考えさせられ』の主語は、『私は』です。
後半の『時には新しいことを教えてくれた』の主語は、『映画は』です。

1つの文の中に主語が2つあると、読み手を困惑させてしまうことがあります。
書くとしたら、

 

○映画を観ることで時には考えさせられ、時には新しいことを学ぶことができた。

 

と、主語を『私は』で統一するのがベターです。
案外見落とされがちなことなんですが、

1つの文に主語は1つ

これ、とても大切なことなので、文章を書く時は気をつけてくださいね。
 

 

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。