昨年やった取材案件の話なんですが、大手企業からの依頼の場合、
企業 > ディレクター > ライター > 取材相手
こんな流れで依頼が来ることが多く、とくに企業側が外部の
ディレクターさんを使われている場合、打ち合わせを何度もして
おくことが大切です。
確認漏れがないようにしておかないと、ライターが直接、企業に
連絡をすることはほぼないので、企業が思うゴールとディレクター
の指示がズレていることもあって、望まれる原稿にならない、と
いう事態になることも。
ライターも経験値が増えると、「こういう場合は、こう動けばいいな」
と自分で判断してしまうこともあるので、要注意です。
取材相手は緊張されていますから、良かれと思ってやったことでも、
企業からしたらNG、ということもあります。
その辺は、やっぱり打ち合わせありきなんですよね。
どちらの立場にも仕事の「常識」がありますから、後々、「確認して
おけば良かった」と思っても後の祭り。
数百人のインタビューをしていても、やっぱり初めての現場の前には
しつこいくらい打ち合わせをしておくべきだな、と感じました。
これも経験。
ライター業にベテランってないんだな、と改めて学ぶ案件でした。
こういう話も、ライター講座の受講生にはシェアしますね!