ブログセミナーやコンサルティングのときなど、参加者のかたに、「誰に向けて書いていますか?」と聞くと、「え?」となるかたと、「お客様に向けて……」とぼんやり考えている対象を言うかたと分かれます。
具体的な対象が返ってくることは、ほとんどありません。
文書の型で言うと、報告書、日報、企画書などは、上司やクライアントなど、仕事の相手ですね。
メルマガ、ビジネス(セールス)レターだったら、見込み客や既存客。
Facebook、Twitterなどは、フォロワーでしょうか。
では、ブログは?
ただ書けばいい、毎日更新するのが目標、なんてことになっている人は要注意です。
ブログのような不特定多数の人が見る(読む)ものは、「読んでほしい人」をしっかり決めておかないと、焦点の定まらないぼんやりブログになってしまいます。
ただの備忘録(日記)なのか
お客様に来てほしいのか
自分の知識(ノウハウ)を広めたいのか
自分の知っていることを教えてあげたいのか
誰かとコミュニケーションをとりたいのか
目的を決め、読んでほしい人を定め、そこに向かって文章の書き方を変えるのです。
あなたは誰のために、誰に向けて書いていますか?