今回は顔文字と絵文字について考えてみましょう。
顔文字や絵文字は、文章だけで伝えきれない感情を補う役割をしてくれます。
インターネットにおける、とても素敵な文化だと思います。
◆ 顔文字・絵文字のメリット
例えば、喧嘩して仲直りしたカップル。
「もぅ、こんな気持ちにさせて・・・」とちょっと可愛らしく彼女が
「バカ(*´з`)」
と送ったら、送られた彼だって「可愛いな」って思うでしょう。最後のキスをおねだりするような顔文字が、大好き!って伝えているからですよね。
ところがハートマークがなく、ただの
「バカ」
だったとしたら…。「ほんとはまだ怒ってるんだからね!」みたいな意味にもとれてしまいませんか?
喧嘩再び…とまではいかなくても、どんな意味で書いたのか真意が分からないだけに、見たほうの気分はあまりよくないですよね。
このように顔文字や絵文字のメリットは、使い方によって相手とのコミュニケーションを深めることができる、というところ。
ですが!!
顔文字も絵文字も使い方によっては逆効果です!
◆ 顔文字・絵文字のデメリット
たとえば、チカチカと動くタイプの絵文字も多くあります。
これを多用すると、画面を開いたときに、あっちでチカチカ、こっちでチカチカ、読むのがうっとおしい!と感じる人もいます。
経営者やコンサルタントの経営アドバイスの記事に、顔文字・絵文字が多いと「この人、あんまりデキそうにないなぁ~」「信頼できなさそう」というイメージを持つ人も多いものです。
使用の見極めはそのブログのテーマとターゲットによって、というところ。
若い女性がターゲットなら、顔文字や絵文字を適度に使うと好感度上がるケースも多いです。
◆ メールやLINEで使うときは?
メールやLINEにしても同じです。
誰に送るのか?
これが肝です。寝坊して遅刻したときに、上司に送るメールに
「寝坊しました今から向かいますすいません」
なんて絵文字多用で決して送らないように。
以前TVでも議論されているのを見たことがありますが、「絵文字一切NG」という人もいますね。
これは、どうすればいいか?というと、簡単です。
相手に合わせればいいんです。
その人のメールに顔文字や絵文字がなければ、こちらも使わない、もしくは極力使わないようにする。
というように、相手の顔文字や絵文字の使用頻度に合わせればいいだけです。
ちなみにうちの母親は、絵文字を楽しんでいるようですが
「元気か昨日はいいことがありました」 (いいことやのに落ちてる・・・?)
「今日は犬の散歩に行ってきました」 (それ猫ですけど・・・なぜにキスマーク?)
と、微妙な絵文字を乱用してLINEを送ってきてくれます(笑)