「教える」記事を書くときに、「高圧的で偉そう」にならない文章のポイント




前回、コンサルタントや士業、レッスン講師など「人に教える」ことがメインの方で、文体が「である調」が続くと読者に「高圧的だ」と思われてしまい、人柄までそのように推測されてもったいないですよ、ということをお話させていただきました。

今回は、そのような「教える」記事を書くときに、「高圧的で偉そう」と取られない文章のポイントをお伝えさせていただきますね。

◆「高圧的で偉そう」な文章を書かないために

それは、ズバリ「書くときの意識」です。

「教える」という言葉を辞書で引くと、

● 知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。教育する。教授する
● 知っていることを相手に告げ知らせる。
● ものの道理や真実を相手に悟らせて導く。戒める。教訓を与える。

と書かれています。

「高圧的」と取られがちなのは、「教育する」「戒める」などの意味を持たせてしまうときですね。
実際、書くときの意識もそのように働いているのではないでしょうか?

◆「教える」ではなく「伝える」

「教える」ということは、素晴らしいことです。

誰しも人にさまざまなことを教えてもらって成長した、という経験はたくさん持っているはず。

ところが、特に書き手と実際に会ったことがない場合、文章だけで受け取るので微妙なニュアンスが伝わりにくく、記事が「教育される」「戒められる」という意味に触れてしまう書き方だと素直に受け取れないことが多いものです。

ですから、記事を書く前にちょっとだけ意識の変換を行うだけで書き方がグンと変わります。

それは、「教える」より「伝える」に意識を持って行くことです。

「伝える」を辞書で引いてみると、

● 言葉などで知らせる。伝達する。
● あるものを受け継いで残す。また、あるものを受け継いで次の代に授け渡す。伝授する。

(以下省略)

と書かれています。

自分の知識や経験を、読者さんに言葉で伝えるのだ、という認識を持ち、
自分の持つそれらを受け継いでお役に立ててほしい、喜んでほしいなと願う気持ち。

こういった意識を持ち、記事を書けば、決して高圧的に思える言葉は選ばないでしょうし、「教えてやるぜ!」というようなニュアンスにはならないのではないでしょうか。

◆あなたに教えて欲しいと言われるようになる

そんな意識をしっかりと持った上での積み重ねが、読者さんから「あなたに教えてほしい」と思っていただける関係を築く土台になり、また、それができるようになるのがブログの素晴らしいところですよね。

ブログの記事から、あなたのサービスにお申込みが入るようにするためには、まずはあなたの知識や経験に基づく知恵を発信し、信頼してもらうことが大切なのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

月野るな

月野るな

ライター歴12年、主にWEBコンテンツの企画・ライティングに関わり、その他にもセールスライティングやブックライター(ゴーストライター)もこなす。 自身も「人生とビジネスを変える自分メディアの育て方」・「はじめてのアメブロ入門(決定版)」といったソーシャルメディアに活用できるビジネス書をはじめ「ネットで儲ける!モバオク」・「スマホで稼ぐヤフオク」など、ネットオークションノウハウの本を出版、計7冊の著書を持っている。