「なります」は丁寧語ではない。




様々なシーンで使われる「なります」という言葉(文末)。
ですが、案外間違って使っているのを見かけます。

例えば、よく使われる「お世話になります」は話し言葉です。
文章(メールなど)で書く場合は、「お世話になっております」が正しい丁寧語です。
他にも、

・こちらが新しい商品になります
・この作品は、当映画館のみでの放映になります

ありがちな文章ですが、これも文字として書く場合は、

・こちらが新しい商品です
・この作品は、当映画館のみでの放映です


が正しいです。
ちなみに、状態をあらわす「なります」は、話し言葉でも書き言葉でも問題ありません。

・この商品は、来月末で販売終了になります

すでに世間では、話し言葉と書き言葉が混じっていることが多いので、これからは問題なく使われるようになっていくのかもしれませんが、今のところは注意しましょうね。





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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。