どうしたら文章ってうまくなる?その668




おはようございます!

昨日の記事に続いて、文末の表現について。
3つの考え方、「パターンを覚える」「文末をはしょる」「体言止め」を、昨日の記事を例文に考えます。
文末のみを見てください。

「について」
「ます」
「ます」
「大切」
「こと」
「ます」
「ましょう」

同じものは3つ続けていませんね。
「パターンを覚える」というのは、自分が書く文末のボキャブラリーを書き出して、その癖を知ること。
その上で、どう書き換えることができるかを考えましょう。

「文末をはしょる」というのは、昨日の記事で言うと、「について」のところですね。
本来は「~について書きます」と続けられます。でも敢えて「書きます」ははしょっています。
なぜなら、書かなくても伝わるから。そういう文章、ないですか?

「体言止め」
は、「はしょる」と似ているかもしれませんが、体言止めは文章を強調したいときや余韻を残したいときに使います。

自分の文章を読み返して、文末がワンパターンになっていたら、「この文末、替えられないかな?」と考える癖をつけてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。