どうしたら文章ってうまくなる?? その206




今日は「主語と述語を一致させること」について。
これって簡単そうなんですが、案外間違えやすいというか、見落としやすい盲点です。

例えば、

「私は毎日、会社に行きます」

という、とても短い文章なら、主語は「私は」、述語は「行きます」だとすぐにわかります。
でもこういう文章だとどうでしょう?

「私は彼を活字嫌いと知っているので、読書は苦手です」

とてもわかりづらいですよね。読書が苦手なのが私なのか彼なのかハッキリしません。主語と述語が不明確だからです。
こういう場合は、

「私は、彼が活字嫌いだと知っています。彼は読書が苦手です。」

とすると、主語と述語がハッキリして意味も伝わります。
もっと良い文章にするなら、

「彼は活字嫌いなので、読書が苦手です」

で、十分伝わりますね。こうやってそぎ落としていくことで、読みやすい文章、わかりやすい文章になっていきます。

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。