文章を読みやすく、分かりやすくするための細かいテクニック
2つ、書きますね。
まずは、主語と述語はできるだけ近くに置くこと。
例文です。
●当時、高校生だった私は、市民会館で開かれたピアノコンサートで、
ショパンの「別れの曲」を弾きました。
もちろん意味は伝わるんですが、書くとするなら、
●市民会館で開かれたピアノコンサートで、高校生だった私は、
ショパンの「別れの曲」を弾きました。
この例文は短いですが、もっと長い文章を書いた時に、主語と述語の間に
たくさんの修飾語などを入れると、意味の分かりにくい文になってしまいます。
主語と述語をなるべく近くに置くことで、分かりやすい文章になります。
次に、修飾語は被修飾語の近くに置くこと。
例文です。
●決して私は、そのような立派な人間ではありません。
これも意味は伝わりますが、次の方がより伝わりやすいです。
●私は、そのような立派な人間では決してありません。
こういう位置の関係は細かいようですが、少し意識するだけで
読み手にとても親切な文章になります。
自分の書いた文章の主語や述語、修飾語の位置を常にチェックする
ようにしましょう。
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