どうしたら文章ってうまくなる?その865




おはようございます!

今日は質問をいただいたので、それに答えます。
「文章が固いと言われます。やわらかくするコツを教えてください」

どの程度の固さなのかがわかりませんが、『日本語作文術』という本の中で、3つの方法が書かれています。

・名詞を動詞に換える

・形容詞を副詞に換える
・無生物主語を原因・理由・手段・条件、あるいは場所・時間の表現に換える

こうやって書かれると難しいと思うので、例文を書きますね。

<固い文章>
連日の5度以下の極寒が、暖房機器の爆発的需要をもたらした。

<やわらかい文章>
5度以下の真冬日が続いたことで、暖房機器が爆発的に売れた。

この文章は名詞を動詞に換えてやわらかくしています。
どちらも文章としては間違っていませんが、やわらかい文章の方が、その場面が想像がしやすくないですか?

文法にこだわる必要はないですが、文章をやわらかくしようと思ったら、「中学生でもわかる言葉」を意識するといいですよ。


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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。