おはようございます!
今日は文章を書く上での心構えについて。
心構えというと少し大げさかもしれませんが、ある文章を読んでいて感じたことがあったので書きますね。
心構えと言ってもいろいろあると思うんですが、その中の一つに、「伝えたいと思う情熱」が必要だと思うんですね。
でも、「伝えたい」という気持ちが強いほど、空回りする傾向も確かにあります。
これは、「思い込み」が邪魔をするからです。
読み手に対して、「わかってくれるだろう」「伝わるだろう」という思い込みです。
例えば、伝えたい内容が映画や本だとすると、これは価値観が人それぞれ違うので、「良い映画(本)なんです」と強く言ったとしても、感じ方は観た人によって違うわけです。
ここはきちんと客観的に見て、どういう人にとって良いのか、役に立つのかを書くべきなんですね。この「誰に対して」という部分を避けて書くと、「思い込み」が生まれます。
多くの人に伝えたいと思うほど、この空回りは起きてしまうので、誰か1人のことを思い浮かべて、その人に向かって書くように意識する方が伝わりやすいですよ。