どうしたら文章ってうまくなる?その862




おはようございます!

今日は文章を書く上での心構えについて。
心構えというと少し大げさかもしれませんが、ある文章を読んでいて感じたことがあったので書きますね。

心構えと言ってもいろいろあると思うんですが、その中の一つに、「伝えたいと思う情熱」が必要だと思うんですね。
でも、「伝えたい」という気持ちが強いほど、空回りする傾向も確かにあります。

これは、「思い込み」が邪魔をするからです。
読み手に対して、「わかってくれるだろう」「伝わるだろう」という思い込みです。

例えば、伝えたい内容が映画や本だとすると、これは価値観が人それぞれ違うので、「良い映画(本)なんです」と強く言ったとしても、感じ方は観た人によって違うわけです。

ここはきちんと客観的に見て、どういう人にとって良いのか、役に立つのかを書くべきなんですね。この「誰に対して」という部分を避けて書くと、「思い込み」が生まれます。

多くの人に伝えたいと思うほど、この空回りは起きてしまうので、誰か1人のことを思い浮かべて、その人に向かって書くように意識する方が伝わりやすいですよ。


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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。