どうしたら文章ってうまくなる?その55「繰り返し書くことの大切さ」




 

ただ繰り返すだけでなく、工夫する

 

私はビジネス書を書く機会が多いので、重要な部分は繰り返して書きます
でも、ただ繰り返すだけだと不自然だし、読み手もつまらないので、表現を

変えるようにしています。

 

例えば、

『スタートボタンを押して青ランプが点灯してから、再生ボタンを押してください』

 

という文章を、繰り返して伝えたいなら、

 

『タートボタンを押して青ランプが点灯してから、再生ボタンを押してください。
青ランプが点灯する前に再生ボタンを押してはいけません』

 

という風に、同じことを言っているんですが、少し文章を加えて違う表現にします。

こんな感じで、文章の中で重要だと思うところは2回繰り返して書きましょう。

 

でも、同じ表現を2回繰り返しても意味はありません。
同じ内容を違う表現で、2回繰り返すのが良いのです。

 

この文章も表現を変えて、2回繰り返しています。
 

 

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。