どうしたら文章ってうまくなる?その51「文章のリズムを考える」




 

パラレリズムとは?

 

今回は「文章のパラレリズム」について。

 

パラレルとは「平行(並行)」という意味なので、文章に置き換えると、
「2つのことを対比(あるいは並置)させて書くときに、文章の形でも

対比(並置)を表現する」
ということです。

例を出した方が早いですね。

 

・この授業では、WEBページの生成方法について学び、また、データファイルを

変換する仕方も学びました。
・この授業では、WEBページを生成する方法と、 データファイルを変換する方法

とを学びました。

 

どちらが分かりやすいというか、リズムとして読みやすいですか?
もっと簡単な例だと、

 

・ウサギの耳は、長い耳。ウサギはしっぽが丸い。
・ウサギの耳は、長い耳。ウサギのしっぽは、丸いしっぽ。

 

これはどうでしょう?
文章が揃っている方がリズムがいいし、読みやすいですよね。
こういうのをパラレリズムと言って、きちんと意識して使うことで、

 

書き手が意図した対比を、効果的に読み手に伝えられる
物事の関係をうまく表現できる
情報が整って伝わりやすくなる

 

こんなメリットがあります。
何かを説明する文章を書く時は、思い出してくださいね!

 

 

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戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。