どうしたら文章ってうまくなる?? その89




久々に質問いただきました。

「文章を書く時に、いつも結論を先に書くか後に書くかで迷うんですが、それをうまく分けるというか決めるコツはありますか?」

論文などは結論を先に書きますが、その他の文章にハッキリした決まりごとはありません。どちらにもメリットデメリットはあるので、私はその文章を書く時に「読み手にテーマが伝わっているかどうか」で決めています。

例えば、この『どうしたら文章ってうまくなる?』シリーズは読み手にテーマがしっかりと伝わっているので、常に結論を先に書いています。
「今回は○○について」という感じで。

逆に自分なりのテーマがあって、それを読み手に伝えたい時は結論は後に書きます。
自分の伝えたいことの理由や事例を書いて、最後に「これを伝えたかったんです」という結論を書くのです。

もちろんテーマによってもどちらがいいか違ってくると思うので一概には言えませんが、やはりどういう書き方をすれば、

・読み手に伝わるか
・読み手に親切か

を考えて、決められれば良いと思います。
参考になれば幸いです♪

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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。