長い文章は疲れる
どうして長い文章って、頭が疲れるんでしょうか。
『どうしたら文章ってうまくなる?その17』にも書きましたが、
一文の基本は60文字前後が妥当だと言われています。
それより長いと、読み手が疲れてしまうんですね。
疲れる理由は、きちんとあります。
例文を出しますね。
私は昨日、仕事帰りに駅前のデパートの中にある本屋に寄って、楽しみにしていた
新刊の『○○』という本を購入しました。
という文章があります。
日本語は、文法的に結論(述語)が最後です。
この文章だと、「購入した」ことを伝えたいわけですが、その前が長すぎると、
どこが大切なのかがわからなくなります。
人はそれだけ覚えられないんですね。
だから一文は短くないと、読むのに疲れてしまいます。
疲れさせないために
その点、英語は日本語と違って結論(述語)が先なので、読んでも疲れません。
面白いですよね。
一文は60文字という基本はもちろんですが、句点(。)を打って短く言い切る
クセをつけたり、長くなりそうな文章はいくつかに分ける練習をするなどして、
読み手を疲れさせない文章の書き方が出来ればいいですね。
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