「文章に表情が出る」
「リズムが生まれる」
などと表現されることがありますが、それは言葉の選び方だったり、
文末の工夫で文章が変わるんですね。
その中でも、動詞を上手に使いこなすと文章に表情が出ます。
動きがよくわかるというか、読者が場面を想像しやすくなり、
共感できるようになるんですね。
とくに意味の広い動詞は、使い分けるようにしましょう。
例えば、「絵を見る」という文章なら、
じっくり眺めている
瞳に写している
真剣に見つめている
など、いくつかのシチュエーションがありますよね。
動詞の選び方で、次の文章も変わってきます。
ただ見ているだけなのか、感動しているのか、技法を盗もうとして
いるのか、いろんな想像ができます。
「文章をふくらませる」という意味でも、いろんな動詞が使えるように
なると強いです。
どんな言葉があるかが思い浮かばない場合は、類語辞典を使いましょうね!