どうしたら文章ってうまくなる?その53「文章の語順を考える」




 

どれが一番読みやすい?

 

前回は文章の順番について書きましたが、今回は語順を変えると

どうなるかを書いてみます。

 

例文です。

 

1.年賀状を、プリンターで父は印刷するかもしれません。
2.年賀状を、父はプリンターで印刷するかもしれません。
3.プリンターで、年賀状を父は印刷するかもしれません。
4.プリンターで、父は年賀状を印刷するかもしれません。
5.父は、プリンターで年賀状を印刷するかもしれません。
6.父は、年賀状をプリンターで印刷するかもしれません。

 

どれが読みやすくて、意味が伝わりやすいでしょうか。

この中だと、はとくに読みにくいですよね。
は、比較的読みやすいかな?

一番読みやすくて、伝わりやすいのは、ではないでしょうか。
主語が先頭にある方が、比較的読みやすいんですね。

 

 

間違った文章ではないからこそ

 

ですが、どれも完全な間違いではありません。
だからこそ、誰かに読んでもらうために、読みやすい文章を心がけことが

大切です。

書いた文章を何度も何度も読み返してみて、 そして「何か引っかかると感じる

部分があったら、試しに語順を入れ替えてみましょう。

そしてまた読み返して、それを繰り返すうちに、 だんだん「引っかかる」部分が

少なくなります。

面倒でもそうやっていくことで、自分の文章に磨きがかかりますよ。
 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

戸田 美紀

戸田 美紀

戸田美紀 Excelwriting(エクセルライティング)代表 ライター、セミナー講師、ブログ構築コンサルタント。 2005年から書籍専門ライターとしてビジネス書を中心に、執筆活動を開始。 インタビューを得意とし、経営者、起業家、専門家などのブックライティングを手がける。 2012年からはブログ講座、文章講座、出版企画書作成講座、ライター養成講座も開始。 ブログを中心とした「自分メディア」の大切さについて、これまでに勉強会やセミナー、コンサルティングを通じ1000人以上に伝えている。