どうしたら文章ってうまくなる?? その109
今日は3つ以上の語句を並べる場合の注意点について。 文章の中に3つ以上の語句を並べる場合、「と」「や」「および」などの接続詞(接続助詞)は、最後の語句の前に置きます。 例文です。 ●来年の春に、九州の福岡と長崎、大分に旅…
今日は3つ以上の語句を並べる場合の注意点について。 文章の中に3つ以上の語句を並べる場合、「と」「や」「および」などの接続詞(接続助詞)は、最後の語句の前に置きます。 例文です。 ●来年の春に、九州の福岡と長崎、大分に旅…
今日は、『5W1H』について。この『5W1H』は小説でよく言われることですが、ブログ記事でもあてはまることだと思います。 ●Who 誰が●What 何を●When いつ●Where どこで●Why なぜ(どんな目的で)●…
今回は言葉の統一について。 何人かの方のブログを読んでいて気づいたのですが、1つの文章に本来は同じ表記にしないといけないものが、違う表記を混ぜて書かれている方がおられました。 例えば、 ●カフェで食べたケーキはとても美味…
今回は代名詞の使い方について。代名詞(『これは』『それは』『彼は』『彼女は』など)はとても便利でよく使いますが、注意しないと何を指しているのかわからない場合があります。 普段の生活でも、「ねぇ、それ取って」と言われても、…
今回は「わかりやすい文章の定義」について。 これも先日お会いした方に、「わかりやすい文章、伝わる文章ってよく言われてますが、どういう文章がわかりやすい文章かがわかりません」 と言われたので、私なりの定義を書きますね。 ●…
今回は文章の書き出しについて。 よく言われるのは、タイトルをそのまま書き出しに使わないこと。例えば、タイトルを『○○のセミナーに行ってきました』にするとしたら、書き出しを、 『今日は○○のセミナーに行ってきました』 など…
久々に質問いただきました。 「文章を書く時に、いつも結論を先に書くか後に書くかで迷うんですが、それをうまく分けるというか決めるコツはありますか?」 論文などは結論を先に書きますが、その他の文章にハッキリした決まりごとはあ…
今回は「不明さの度合い」について。 「あそこに座っている彼女は誰ですか?」 という質問に、 「誰か分かりません」「誰だか分かりません」 というお返事が返ってきた場合、この2つの違いがわかりますか? か < なのか < だ…
どうしたら読み手に伝わる文章になるのか。一番簡単なのは事例を入れることです。 私がこの『どうしたら文章ってうまくなる?』シリーズを書く時も、読んでいただいている方に少しでも伝わるようにと例文を入れています。この方や、この…
今回は、『の』の連続をさける、というお話を。 文章の中で何かを説明しようとすると、『の』はよく使います。でも『の』を多用すると、余計わかりにくい文章になります。 例文です。 ●私の妹の好きな本のタイトルは『風とともに去り…
今日は、つい使ってしまう二重表現について。この記事でも少し触れましたが、同じ表現の言葉を文中で書いてしまっていることがあります。 分かりやすい例で言うと、 「上に上がる」「下に下がる」「馬から落馬」 などが、二重表現にな…
今回は体言止めのお話を。 体言止めとは、文末を名詞や代名詞で止めること。その文章を印象付けたい時などに、よく使われる手法です。私もブログの記事内で結構使っていますし、書いているビジネス書の原稿でも使っています。 例えば、…
今日は書き手が時々やってしまう、大きなミスについて。 書き手は自分が書いていますから、自分が書いている内容を、「相手(読み手)」は知っているものと勝手に勘違いしてしまうことが多々あります。その勘違いによって、文章の大切な…
『どうしたら文章ってうまくなる?? その19』で、文章の「てにをは(助詞)」について触れましたが、今回は「てにをは」の中の「に」の使い方に突っ込んでみたいと思います。 「に」は文章の中で本当にたくさん使われていますが、い…
改行や段落は読者への愛情 と、私のノートに書いていました(笑)その時(10年以上前)、私がそう思って書いたのか、勉強していてそう習ったのかは忘れましたが、今見たら、 「いいこと書いてるわ~」 と思いました(笑) パソコン…
漢字よりも、ひらがなで書いたほうがいい言葉 今はパソコンで変換するので、ついそのまま載せてしまうことも ありますが、本来ひらがなで書いたほうが伝わる言葉が多々あります。 一気に並…
ら抜き言葉の立ち位置 最近はあまり強く批判されなくなってきた、「ら抜き言葉」。間違いなく文法的には誤りなんですけどねー。 最近では、出版社の編集にも、著者の「ら抜き言葉」を修正しない人も いる…
修飾語の位置を考える 『どうしたら文章ってうまくなる?その68』で、 修飾語は被修飾語の近くに置く方が良いと書きました。 今回はもう少し修飾語に突っ込んでみます。 修飾語には長いものと短いものがあります。文…
文章を読みやすく、分かりやすくするための細かいテクニック 2つ、書きますね。 まずは、主語と述語はできるだけ近くに置くこと。 例文です。 ●当時、高校生だった私は、市民会館で開かれたピアノコン…
文章の主語を考えてみよう 日本語は英語と違って、主語を省いても意味が通じる文章がとても多いです。でもそれが落とし穴で、よく意味が伝わらない文章になってしまうことも。 …